飲食店のお悩みをインターネットで検索すると、従業員育成・新メニュー開発・経営困難などが多くヒットします。今や飲食店は開業率が高くなり、経営が難しいという悩みも多いのですが、驚くべきことに、店舗にとってのマイナスを生み出しているのは実は従業員だということも少なくないようです。
そこで今回は、飲食店を現在営んでいる方にも、これから予定している方にも知っていてほしい「従業員の不正行為防止」についてご紹介します。
レジの操作ログが残らないタイプを利用している場合や、直接お金を手渡しする取り扱い方をしている飲食店で多い例です。
経営者の目が届かないところで行ったり、小さな額を少しずつ、といった様々な方法で、従業員の不正の中でも特に多いと言われています。
そのような不正が行われてしまえば、一日の売上金を何度も何度も計算しなおしたり、繰り返し起こる売上金の不足に経営は落ち込み、最悪の場合お店の経営を続けられなくなってしまいます。
金銭面の規約などが多い中、意外と見落としがちなのがキッチンの中の出来事です。
経営者としてお店の様々なところに気遣っているうちに、キッチンの中では廃棄になった食材を従業員が食べてしまっていた…そんなことも、よくあるようです。
お店によっては、お客さんに出すわけにはいかないし、捨てるしかないのだから、まかないとして食べさせていると思えば…など考えるところもあるようです。
しかし、従業員の前でそんな発言をしてしまうようでは、不正防止どころか不正に目をつぶっているだけになってしまいます。
実際に、従業員がわざと廃棄になるように業務を行っていたという例もあり、材料の仕込みや発注などを知らぬ間に狂わされているかもしれません。
また、飲食店でそのような不正が行われるということは、少なくとも従業員間では食材の扱いが雑という証拠にもつながります。
誤って廃棄予定だったものをお客さんに提供し、トラブルになってしまう…ということもないとは言い切れません。
では、このような不正行為はどのようにして防止すればよいのでしょうか。
事前にきちんと誓約書を書いてもらい、罰則など厳しいルールを伝えておくことで抑制効果が期待できる方法です。
特に金銭面での効果を絶大に発揮できるのがこの方法です。
通常の会計時にもメリットは多く、会計ミスや、人件費の削減にもつながります。
一日の売上金の計算も、レジとの連携が可能な釣銭機なら自動で行うことができ、不正防止のみならず業務効率の向上にも期待できます。
「ウチは大丈夫だろう」と思っている方にとっては、信頼し合っている従業員を疑っているようでいい気持ではないかもしれません。
しかし、本当に信頼できる従業員なら「ぜひ自分の頑張りを見て評価してもらいたい」と賛成してくれるでしょう。
また、従業員の不正防止だけでなく、万が一、店舗が何らかの外的要因により被害に合った時の証拠としても利用できます。
防犯カメラにも様々なものがありますが、お勧めできるのは遠隔操作でカメラの映像をリアルタイムでチェックできるといったタイプです。
経営者の方の勤務中だけでなく、チェーン店であれば本部にも映像を送ることができ、様々なトラブルを回避することができます。
最近ではモバイル対応したモデルも多く、スマートフォンやタブレット端末から映像を閲覧可能になりました。お店の規模やレイアウトに合わせたもの選びをすることが大切です。
今回は、飲食店では避けて通ることの難しい不正防止についてご紹介しました。
不正防止をすることにより、ミスや人件費の削減、無駄な業務がなくなり、店舗の経営にメリットをもたらすことにつながります。
現在の店舗でも実施できそうであれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
また、今回ご紹介した製品はすべて弊社で取り扱っており、POSレジシステム「FreePOS」との連携が可能となっております。
詳しくはこちらからご覧ください。
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